「劇的に改善した」 “ミランを変えた男”イブラヒモビッチの1年を伊メディア特集
LAギャラクシーから加入し、ミランは3月以降にリーグ戦で不敗
イタリア・セリエAで「冬のスクデット」と呼ばれるクリスマス休暇前の首位ターンを決めたACミランで活躍する、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチをサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が特集。「イブラヒモビッチの1年」と題して、約1年前にミラン復帰してからについて特集している。
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イブラヒモビッチは、昨年末で契約満了となった前所属の米MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーから次のキャリアが注目されていた。そのなかで、記事では「12月26日、ボクシング・デーに我々の編集部を大興奮させ、ミランのファンを歓喜させるニュースが飛び込んだ。イブラヒモビッチの復帰だ。6カ月の契約を受け入れ、非常に屈辱的なベルガモ(アタランタの本拠地)での0-5からの復活になった」と、契約時のことを振り返っている。
そこからシーズン後半戦は優勝したユベントスに匹敵する成績を残し、今季の前半戦は首位ターン。記事でも「30試合で22ゴール、チームは手のひらを反すように劇的に改善した。その結果、3月以来リーグで負けていないミランの記録的な数がある」と、イブラヒモビッチの加入でいかにこの1年間のミランが強豪へ復活しようとしているかを表現している。
とはいえ、現在のイブラヒモビッチはふくらはぎ痛により離脱中。レポートでも1月6日のユベントス戦でピッチに立つのは彼の夢だが、現実的には負傷からちょうど1カ月になる18日のカリアリ戦からだろうと、大一番は無念の欠場となるようだ。
そのなかで注目されているのは来季もミランと契約を延長してプレーするのかどうか。すでにミランは契約延長を望む姿勢であるとされているが、レポートではその行方は楽観的であるとのこと。ユベントスの10連覇を阻んでミランの復権を印象付けられるかどうか、そして赤黒のユニフォームでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台に戻るイブラヒモビッチを見ることができるのかどうか、シーズン後半戦が楽しみな存在だと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)