【25日のJ移籍動向】“天才”小野伸二は来季どこへ?…琉球退団を発表 日本代表GK権田、清水加入で3年ぶりのJ帰還
今季J1最多70失点の清水が日本代表守護神の補強に成功
日本代表の守護神が、3シーズンぶりにJリーグの舞台へ戻ってきた。J1の清水エスパルスは、ポルトガル1部ポルティモネンセから日本代表GK権田修一を期限付き移籍で獲得することを発表した。
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31歳の権田はJ1リーグ通算250試合出場を誇る経験豊富な守護神で、森保一監督が率いる日本代表でも正GKを務める。FC東京の下部組織で育ち、2016年にはオーストリアのSVホルンへ初の海外移籍。17年からサガン鳥栖で2シーズン戦うと、19年にポルティモネンセへ移籍した。昨季は14試合に出場するも、今季は開幕から1試合も出場できず。試合勘が不安視されるなか、出場機会を求めて3年ぶりのJリーグ復帰を決断した。今季J1で16位に低迷し、リーグワースト70失点を喫したチームにとっては大きな補強になった。
またJ2では、FC琉球の元日本代表MF小野伸二の退団が発表された。1979年生まれの41歳、日本サッカー史にその名を刻む“黄金世代”の象徴は、在籍2年目となった今季は負傷の影響もあり14試合出場0得点と思うようにプレーできなかった。
双方協議のうえで退団が決定したことが発表され、小野はクラブを通じて「1年半という短い時間でしたが、応援ありがとうございました。特に今年はコロナ禍での戦いで大変なことも多かったと思いますが、ピッチの中でも外でも、熱い応援を貰ったことは忘れません。FC琉球は退団しますが、沖縄は僕の大好きな場所なのでこれからもFC琉球の成功と、沖縄がサッカー王国になれるように心から願っています。僕がいなくなっても、クラブへの力強い応援を引き続きよろしくお願いします!」と感謝の言葉を述べている。
稀代の天才司令塔であり、“永遠のサッカー小僧”である小野は来季、果たしてどこに新天地を求めるのか。今オフの動向は大きな注目を集めそうだ。
【25日発表、その他の主な移籍動向】
■浦和レッズ
MF 小泉佳穂(←琉球/完全移籍)
MF 金子大毅(←湘南/完全移籍)
■横浜F・マリノス
DF 岩田智輝(←大分/完全移籍)
■横浜FC
DF 岩武克弥(←浦和/完全移籍)
■大宮アルディージャ
DF 馬渡和彰([←川崎]←湘南/完全移籍)
(FOOTBALL ZONE編集部)