不振のアーセナル、今冬インテルMFエリクセンを獲得か 「唯一可能性があるのはプレミアリーグ」
アーセナルがかつてライバルクラブ・トッテナムで主力だったエリクセンを注視
アーセナルは1月の移籍市場で、かつてライバルクラブのトッテナムで中心選手だったインテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの獲得に乗り出したようだ。イタリア各紙が報じている。
トッテナムとの契約が残り半年を切った今年1月、インテルは2000万ユーロ(約25憶円)の違約金を支払い、エリクセンを獲得。半年待てば移籍金ゼロで獲得できた可能性もあったなかで、移籍金を支払っただけに活躍が期待されたが、すでにアントニオ・コンテ監督の構想からは外れている。
「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、「インテルは完全移籍で彼を獲得するクラブを見つけるのは難しいため、レンタル移籍での放出を試みようとしている。唯一、エリクセンを獲得できる可能性があるのはプレミアリーグであり、アーセナルが注視している」と、移籍先の最有力候補に古巣トッテナムのライバルを挙げている。
また、「コリエロ・デロ・スポルト」も「この移籍が実現するためには、レンタル移籍での選手交換を行うか、買取条項付きのレンタル移籍にする必要がある」とし、インテルはアーセナルからスイス代表MFグラニト・ジャカら、スペイン代表MFダニ・セバージョスを希望する可能性があるという。セバージョスはレアル・マドリードからの期限移籍のため、その場合アーセナルはレンタルを解き、インテルにレアルとの契約を進められる道をつくるという。
アーセナルは現在リーグ戦で苦境に立たされている。イタリアでは、エリクセンのプレミアリーグ行きが既定路線となりつつあるが、再びロンドンに戻ってプレーすることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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