岡崎慎司が“渾身オーバーヘッド”! PK誘発の瞬間に海外注目「アクロバティック」
レバンテ戦に先発出場、ゴール前でのオーバーヘッドキックが相手のハンドを誘う
スペイン1部ウエスカの日本代表FW岡崎慎司は現地時間22日、リーガ・エスパニョーラ第15節のレバンテ戦に先発し、前半27分に相手ゴール前でオーバーヘッドキックを披露すると相手DFのハンドを誘発した。このPK獲得シーンに海外メディアも反応しており、「アクロバティックなショット」などと伝えている。
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今季スペイン1部に初参戦の岡崎は、リーガ第12節のグラナダ戦(3-3)で待望の初ゴールをゲット。その後3試合連続でスタメンを飾るなか、レバンテを相手に魅せた。
0-0で迎えた前半27分、左サイドのMFハビエル・オンティベロスがクロスを送ると、ゴール前の岡崎の頭上を越えて後方にいた相手FWホルヘ・デ・フルートスの太もも付近に当たってボールが跳ね上がった。ゴールを背にしていた岡崎は、このボールに素早く反応しオーバーヘッドキックを敢行。右足から放たれたシュートは、マークしていたDFルベン・ヴェソの手に当たった。
プレーはその後続行されるが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の助言によりPK判定に。これをオンティベロスが決めてウエスカが先制した。
このシーンについて、スペイン紙「AS」がマッチレポート内で「オカザキによるアクロバティックなシュート」と伝えれば、衛星放送「ユーロ・スポーツ」スペイン版は「オカザキが好機誘発! 彼がエリア内でオーバーヘッドキックによるフィニッシュを試みると、ボールはディフェンダーの手に当たった」と速報している。
岡崎のストライカーの嗅覚がPKを呼び込み先制したウエスカだったが、後半に失点して1-1のドロー。いまだ今季1勝で最下位に沈んでいるものの、“侍FW”の調子は上向きなだけに今後の爆発に期待が高まる。