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低迷続くミランの現状にCEOが嘆き節 「なぜこうなったのか、理解できない」
直近4試合で勝ち点2 格下相手の取りこぼしが目立つ
ACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOが、3年連続で欧州カップ戦出場権の喪失危機にあるチームの不振について、「理解不能」と頭を抱えている。イタリアメディア「ミランニュース」が報じている。
リーグ戦4試合でわずか勝ち点2と苦しんでいるミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、9日のユベントス戦までチームに強制合宿を命じた。再浮上に向けて試行錯誤が続くなか、強化責任者は低迷が続く現状を理解できないという。
「私は選手や監督ではないが、強化幹部として役割を果たしている。我々の持つデータを精査しようとしているが、理解に苦しんでいる。ウインターブレイク明けに、なぜこんなことが起きてしまったのか、理解しようとしている。我々は自分たちよりも順位が上の4チームと戦った。フィオレンティーナとインテルを倒し、ナポリとローマに引き分けた。だが、格下相手に勝ち点を多く落としている。またFIFAのインターナショナルマッチデー後の試合では、勝ち点1しか取れていない」
ガリアーニCEOはこのように嘆いたという。ミランは今季100億円の強化費を費やしたが、資金として当て込んでいたタイ人富豪への株式売却交渉がドタキャンにより暗礁に乗り上げ、資金繰りが悪化したため、1月の移籍市場で選手を大量放出した。その後はFWエムベイエ・ニアングの交通事故に加え、マリオ・バロテッリ、ジェレミー・メネズのコンディション不良で前線の選手層が圧倒的に薄くなり、チームは下降線を辿った。
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