色褪せない輝き 元ローマMFの“華麗コンボ技”に再脚光 「どれだけ観ても飽きない」

2006年当時の元ローマMFタッデイ【写真:Getty Images】
2006年当時の元ローマMFタッデイ【写真:Getty Images】

2006年、CLオリンピアコス戦でローマMFタッデイが華麗なテクニックで相手を翻弄

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、現地時間14日に決勝ラウンドの抽選会が行われ、ベスト16の対戦カードが決定。21年2月16日からスタートする。大会公式ツイッターは、過去に飛び出した“伝説の美技”を再び取り上げており、「どれだけ観ても飽きない」「信じられない」と往年のファンからも驚きの声が上がっている。

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「このスキルをなんと呼ぶ?」

 CL公式ツイッターがこのようにメッセージを添え、再びスポットライトを当てたのは2006年10月18日に行われたCLグループステージ第3節オリンピアコス対ASローマ戦(0-1)のワンシーンだ。

 0-0で迎えた後半15分、ローマのイタリア人MFロドリゴ・タッデイは敵陣ペナルティーエリア内でこぼれ球を拾うと、オリンピアコスの元ポーランド代表DFミハウ・ジェヴワコフと対峙。右足で軸足の裏を通し、そのままダブルタッチの要領で切り返して揺さぶり、シュートに持ち込んだ。ボールは相手選手に当たってゴールはならなかったが、エラシコとラボーナを融合させた「アウレリオ」は、今なお語り継がれている。

 ローマ専門サイト「Il Romanista」は「ロドリゴ・タッデイの忘れられないフェイント」と回顧、CL公式ツイッターでも、「どれだけ観ても飽きない」「なんてスキルだ!」「信じられない」「この瞬間は美しかった」と往年のファンから驚きの声が上がっている。

 今年のCLでは、アウレリオを超える美技は飛び出すだろうか。

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