歴史的な大混戦は今や昔… レスターが欧州4大リーグで2位に最大勝ち点差「7」をつける大本命に!

2位トットナムが引き分け勝ち点差が広がる

 欧州4大リーグで現在、2位と最も差をつけているのは、実はプレミアリーグのレスターだった――。悲願の初優勝に向けて突っ走るレスターの“隠れた独走ぶり”に、英紙「サン」が注目している。

 3日に行われたプレミアリーグ第32節サウサンプトン戦で、レスターはジャマイカ代表DFウェズ・モーガンのヘディングシュートで挙げた虎の子の1点を守り切って勝ち点3を得た。この勝利でリーグ4連勝となったが、クラウディオ・ラニエリ監督率いるチームは4戦連続で1-0の勝利を挙げており、イタリア人指揮官の下で“ウノゼロ神話”を築き、着々と優勝への道を歩んでいる。

 そんなレスターだが、先週末のプレミアで優勝を争うライバルと各国リーグ戦の結果を受けて、興味深い数字が浮かび上がってきた。プレミア2位のトットナムがリバプールと1-1のドローに終わったため、レスターは勝ち点差を「7」に広げた。これがイングランド、スペイン、イタリア、ドイツのいわゆる4大リーグの中で最大勝ち点差になったのだ。

 ブンデスリーガは1位のバイエルンと2位ドルトムントの差が「5」と、まだまだ予断を許さない状況で、セリエAは首位ユベントスを2位ナポリが「6」で追う展開となっている。そしてリーガでは、前節まで首位バルセロナとそれに続く2位アトレチコ・マドリードの差は「9」だったが、バルセロナがレアル・マドリードとのクラシコで敗戦し、アトレチコが勝利したため、その差がセリエAと同じく「6」に縮まった。

 

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