中井卓大、“レアルの逸材5人”にスペイン紙選出 「ピピ&クボがこの先10年のダービーで…」
マドリードダービーに合わせてスペイン紙が特集、中井がレアルの逸材5人として紹介
レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードによる“マドリードダービー”が、現地時間12日に行われる。同都市のライバルクラブとの直接対決を前に、現地メディアでは両クラブを比較する様々なことが話題に挙がっているが、スペイン紙「AS」は「未来のダービー」と題した特集記事を組み、両クラブが抱えている若手選手に注目。そのなかでレアルの“日本人コンビ”についても紹介している。
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世界にその名を轟かすマドリードの両クラブには、アカデミーにも世界中から優秀な人材が集まってくる。そして次の10年のマドリードダービーには、日本人コンビがいるかもしれないと「AS」紙は伝えている。
記事ではレアルの注目の若手として、すでにトップチームデビューを果たしている19歳のスペイン人MFセルヒオ・アリバスを最初に紹介。続いてプレミアリーグのクラブからも注目を集め、レアルが2024年まで契約を結んだ19歳のスペイン人DFミゲル・グティエレスらの名前が挙げられた。
両クラブの期待の若手5人が紹介されたなかで、レアルの4番目として登場したのが「ピピ」こと、17歳の日本人MF中井卓大だった。記事では「バルデベバスで最初に足跡を刻んだのはタケ・クボが最初ではない。それ以前に10歳の時から、中井卓大こと“ピピ”が在籍していた。ジネディーヌ・ジダン監督はすでにトップチームの練習にも参加させており、創造性をユースチームで発揮している」とし、2023年を代表する60人の才能の1人として、英紙「ガーディアン」で紹介されたことも伝えた。そして文末では「ピピ-クボの日本人デュオが、この先10年のダービーのどこかで見られるかもしれない」とまとめている。
日本にプロリーグが誕生して27年、今や日本人選手が欧州のクラブでプレーするのは当たり前の時代になった。次の10年ではレアルやアトレティコのようなメガクラブに、日本人選手が数多く在籍することが当たり前になる時代が訪れるのだろうか。