マンU伝説の名将が暴露 「デ・ヘアではなくノイアーを獲得したかった」

ファーガソン氏が惚れ込んだノイアーの才能

 マンチェスター・ユナイテッドの元指揮官アレックス・ファーガソン氏は、2011年にスペイン代表GKダビド・デ・ヘアを獲得した際、本来のターゲットは当時シャルケに所属していたドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)だったことを明かした。英地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」が報じている。

 11年1月、ユナイテッドでレギュラーだった元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール氏が現役引退を表明。ファーガソンはその後釜探しに腐心し、目をつけたのが当時シャルケでプレーしていたノイアーだったという。しかし、GKコーチの強い要請もあり、ターゲットを変更せざるを得なくなったとのエピソードを明かした。

「(GKコーチの)エリック・スティールは長い間、ダビド・デ・ヘアを追っていたんだ。しかし、その後にシャルケにいたノイアーの存在が浮上した。我々が彼を獲得しても、シャルケもハッピーだと思っていた。問題はエリックだった。彼はデ・ヘアを獲得すべきと言って譲らなかった」

 GKの専門家であるスティール氏は、名将に食い下がっていたという。そして、最終的には決死の説得が実ることになる

 

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