1G1Aの堂安をブンデス公式称賛 守備面の奮闘をデータで紹介…指揮官も「拍手で称えた」
マインツ戦で“股抜き弾”&1アシスト、デュエル回数でもチーム最多の35回を記録
日本代表MF堂安律が現地時間5日に行われたブンデスリーガ第10節マインツ戦(2-1)で1ゴール1アシストをマークしたが、ブンデスリーガ公式サイトがビーレフェルトの特集記事を掲載。「第2節以来の勝利について、ビーレフェルトは守護神のGKシュテファン・オルテガだけでなくリツ・ドウアンにも感謝するべきだ。この日本人プレーヤーは、残留争いの懸かる試合で1ゴール1アシストを記録し、さらに他のデータでも素晴らしい数字を残した」と称賛している。
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マインツ戦で堂安は、前半21分にMFマヌエル・プリートルの先制ゴールをアシストすると、その10分後の同31分には左足で今季自身2ゴール目をマークしてチームの全得点に絡む活躍を見せた。
しかし同サイトは、チームが放ったシュート11本中6本に堂安が関与していたことや、堂安のデュエル回数がチーム最多の35回、その勝率も60%を記録していたことにも触れて、同選手が攻守両面でチームの勝利に大きく貢献していたと指摘。「試合終盤に印象的なシーンがあった。ドウアンが自陣深くでデュエルに勝利し、そこから最後の力を振り絞ってスローインを勝ち取った時、同僚や指揮官のウーベ・ノイハウスは彼のプレーを拍手で称えた」と、チームのために奮闘した堂安の様子を伝えている。
ビーレフェルトはクリスマス以降の中断前までに、フライブルク戦(12日)やシャルケ戦(19日)といった残留争いのライバルとの直接対決を控えている。目標達成に向けて重要な試合が続くが、同サイトは「トップフォームのドウアンがいれば、これらの試合は全くもって解決可能な課題だ」として、日本人アタッカーのパフォーマンスがカギになるとの見方を示している。堂安が今夏にオランダのPSVから加入して、まだ数カ月しか経っていないが、すでにビーレフェルトでは欠くことのできない絶対的な存在との評価を、チーム内外から得つつあるようだ。