ドーピング疑惑は「事実無根」 レスターら3クラブが英紙の報道内容を否定
「サンデー・タイムズ」紙のおとり取材に対して異例の声明を発表
リーグ首位を走るレスター・シティ、昨季王者チェルシー、アーセナル、バーミンガムの所属選手のドーピング疑惑が英紙で報じられたが、レスターら3クラブが今回のスキャンダルを「事実無根」として声明を発表している。
英紙「サンデー・タイムズ」が一面で報じたおとり取材は、世界中に波紋を広げた。英メディアお得意のおとり取材の対象となったのは、ロンドン市内のナイトブリッジ地区の開業医マーク・ボナー氏。オリンピックを目指す有望アスリートを名乗った記者を派遣したところ、ボナー医師はパフォーマンス向上にエリスロポエチンなど禁止薬物の服用を勧めたという。
さらにボナー医師は、ボクシングの世界チャンピオン、テニス選手、ツール・ド・フランス参加の自転車選手、クリケット選手など数多くの”ドーピング顧客”を抱えていることを告白し、「数人のフットボーラーと働いてきた」とも証言。レスターら4クラブの選手であることも語り、かつてチェルシーでフィジカルコーチを務めていたロブ・ブリンデッド氏を偽オリンピアンに紹介。「多くのクライアントがコラボしている。我々は最高のチームだ」と語っていたとレポートされており、ドーピング連合の存在を明言していたという。
この衝撃のレポートに、レスター、アーセナル、チェルシーの3クラブが異例の声明を発表している。
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