「ゴールライン上で説明不可能なミス」 シティDF、決定機の“不可解なクリア”に英注目
マンCはポルトに0-0のドロー ディアスがビッグチャンスで相手ゴールを守る“クリア”
マンチェスター・シティは現地時間1日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でポルトと対戦し、0-0で引き分けた。スコアレスに終わったなか、ポルトガル代表DFルベン・ディアスの決定機逸に英メディアは「ゴールライン上で説明不可能なミス」と注目している。
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第4節消化時点で決勝トーナメント進出を決めているシティはグループ首位突破を目指し、敵地ポルト戦に乗り込んだ。日本代表MF中島翔哉がベンチ入りするも出場のなかったポルトに対し、シティは試合を通して怒涛の攻め込みを見せたが、最後までネットを揺らせずスコアレスに終わった。
そんななか、英メディア「スポーツ・バイブル」は「ルベン・ディアスがゴールライン上で説明不可能なミス」と見出しを打ち、後半24分のビッグチャンスについて触れている。
右サイドからブラジル代表MFフェルナンジーニョがクロスを放り込むと、ニアでイングランド代表MFラヒーム・スターリングがボールの軌道を逸らす。相手GKを引きつけたことでガラ空きとなったファーにディアスが走り込む決定機を迎えた。
しかし、無人のゴールに押し込むだけの場面で足を伸ばしたディアスはゴールライン上のゴールを蹴り上げる形で見事な“クリア”をしまう。その浮き球をスペイン代表FWフェラン・トーレスがオーバーヘッドで合わせるも、体勢を立て直した相手GKに弾き出されてしまい、この日最大のビッグチャンスを逃すことになった。
記事では、「ディアスは自分のチームが攻めるゴールマウスですら守ることに熱心だ」と振り返り、「不可解なミス」と表現して相手チームを守ることになったディアスのクリアを取り上げていた。
今季からシティに加入したばかりのディアスは早くもディフェンスリーダーとしての立場を確立しているが、皮肉なことに相手ゴールをも守る格好となった。