大津祐樹、上田綺世ら多数のプロを輩出 名門マルバのFP飯島碧大くんが見せた華麗なテクニック

茨城の名門マルバFCのFP飯島碧大くん【画像:Football ZONE web】
茨城の名門マルバFCのFP飯島碧大くん【画像:Football ZONE web】

JリーグやFリーグに多数の出身者、茨城の名門マルバFCで印象的な活躍

 新型コロナウイルスの影響により、2020年は小学生年代のフットサルの全国大会であるJFAバーモントカップ第30回全日本U-12フットサル選手権が中止となった。その大会の代わりに開催されたのが、U-12フットサルチャンピオンズカップだ。

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 U-12フットサルチャンピオンズカップは全国各地で予選が行われ、計230チームが参加した。関東大会でも好成績を残し、全国大会に出場した茨城の名門マルバFCは、これまでにも数々のフットボール選手を輩出してきた。OBには元日本代表FW大津祐樹(横浜F・マリノス)をはじめ、FW上田綺世(鹿島アントラーズ)、DF古賀太陽(柏レイソル)らのJリーガー、そして、現役フットサル日本代表のFP田口元気(フウガドールすみだ)、GK檜山昇吾(シュライカー大阪)といったFリーグの選手たちも技術を磨いた。今大会に出場した選手たちも、中学校年代ではJリーグの下部組織に進む選手たちが多い。

 2日間にわたって行われた今回の全国大会では、初日はサッカーの活動があって参加できない選手が多く、交代ができないギリギリの人数で臨んだ。それでもマルバはポテンシャルの高さを見せて決勝トーナメントに勝ち進んでいる。

 そのチームのなかで、印象的な活躍を見せていたのがFP飯島碧大くんだ。チームの最後尾で体を張って相手の攻撃を食い止める。また、底辺でボールを持ち、相手にプレスをかけられても、確かな足もとの技術で相手のプレスをはがして、チャンスをつくった。また、ロングキックも上手く、フリーの味方を見逃さずにパスを通す姿も印象的だった。

 惜しくも、今大会では決勝に勝ち上がれなかったが、マルバの子供たちの能力の高さは、大会に参加していた指導者の間でも、話題になるほど。飯島くんも、いつか偉大な先輩たちに肩を並べることになるかもしれない。

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