マンU、サンチョに代わる逸材“ネクスト・メッシ”に注目 争奪戦必至の30億円超え19歳FW

マンチェスター・ユナイテッドがベレス・サルスフィエルドFWティアゴ・アルマダに興味か【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドがベレス・サルスフィエルドFWティアゴ・アルマダに興味か【写真:Getty Images】

アルゼンチン1部ベレス・サルスフィエルドでプレーするFWティアゴ・アルマダに注目

 今夏、ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ獲得を目指したものの合意に至らず実現できなかったマンチェスター・ユナイテッドが、同選手に代わるターゲット候補として、アルゼンチン1部ベレス・サルスフィエルドでプレーするアルゼンチン人FWティアゴ・アルマダに注目しているようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えている。

 この夏、20歳のイングランド代表を巡ってはドルトムントが1億2000万ユーロ(約150億円)を要求する姿勢を一貫して示しているのに対し、ユナイテッドは少しでも移籍金を抑えようと交渉を続けていた。しかし、最終的にサンチョはドルトムント残留が決定。ユナイテッドは最優先と定めていたアタッカーの獲得に失敗した。だが英国メディアによると、ユナイテッドはサンチョに代わる逸材に目をつけているという。

 かつてユナイテッドやマンチェスター・シティなどで活躍した元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス氏が自身のアイドルだという19歳FWアルマダ。身長は約173センチと小柄で、そのドリブル能力と狭いスペースから抜け出すことのできる加速力、さらに右足を踏み込んでサイドからカットインし、シュートを放ったり、チームメイトへチャンスボールを送る傾向にあることから、テベス氏よりも同胞の世界的スーパースターであるバルセロナFWリオネル・メッシと比較されることが多い。今季はアルゼンチン1部でここまで7試合4ゴールを記録している。

 そんな「ネクスト・メッシ」に注目するユナイテッドだが、獲得に際しては一筋縄ではいかない可能性も。英紙「マンチェスター・イブニングニュース」が報じたところによると、アルマダ獲得に向けて今夏、シティが1000万ポンド(約13億9000万円)のオファーを提示したが、およそ1600万ポンド(約22億2300万円)を希望していたベレス・サルスフィエルドはそれを拒否。最終的に同選手はクラブと2023年までの契約延長に合意している。

 また、この新契約には2200万ポンド(約30億5700万円)の契約解除金が付帯しているそうだが、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、アルマダが引き続き好パフォーマンスを見せることができれば、アーセナルやインテル、バレンシア、アヤックスなどというようなヨーロッパのビッグクラブが獲得を目指すことになるだろうとも予想している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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