「これはマラドーナだからできること」 宿敵サポーター同士の“号泣抱擁”に海外メディア注目
マラドーナの死を受け、ボカ・ジュニアーズとリーベル・プレートのファンも団結「ライバル関係は脇に置き…」
元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏は現地時間25日に亡くなり、世界中のサッカーファンと関係者に衝撃が走っている。歴代最高のレジェンドの早すぎる死を受け、宿敵同士のサポーターが抱き合いながら号泣する姿に海外メディアが注目している。
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世界最高のスーパースターが心臓発作により60歳でこの世を去ったと報じられて以降、世界中に衝撃が走った。とりわけ母国アルゼンチンは国全体が打ちひしがれており、熱狂的な国民が遺体安置所に殺到し、警察が出動する事態にまでなった。
そんななか、海外メディアはアルゼンチンで最大の宿敵関係にあるボカ・ジュニアーズとリーベル・プレートのサポーターが抱き合って号泣している写真に注目。アメリカのスペイン語スポーツチャンネル「TUDN」は公式インスタグラムで「さようならディエゴ。アルゼンチンはライバル関係を脇に置き、この国に多くの喜びをもたらした偉大なアイドルの痛ましい喪失に団結を示した。ユニフォームの色は関係ない」と投稿していた。
また、スペイン紙「マルカ」は公式インスタグラムで「これはマラドーナだからできること。リーベル・プレートとボカ・ジュニアーズのファンが悲痛な抱擁」と文章を添え、泣き叫ぶ2人のサポーターの写真を投稿している。偉大な英雄の死は、宿敵ファン同士の壁をも取り払っていた。
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