ロナウドは屈辱の選外 「申し訳ないが基準外」

　1位に輝いたのはローマMFミラレム・ピアニッチ。セリエAでFKから4得点で、今季だけで見れば欧州5大リーグトップの数値。29日のスイスとの代表戦でも得意のFKでネットを揺らした。鋭いカーブの掛かったキックから無回転シュートまで、様々な球種を蹴り分ける25歳が頂点に立った。

　かつては世界有数のフリーキッカーとして知られていたレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは選外に。常にメッシと比較される世界最高の選手ということもあり、ランク外にもかかわらず記事内にロナウドの名前が登場している。スペイン地元紙では2月に100回の直接FKの機会で成功は3回。「たった3パーセント」という衝撃的な成功率が明らかになっていた。公式球の質の変化で近年は無回転FKによるゴール数が激減し、今季はわずか1得点だった。

「申し訳ないが、ロナウドは基準に達していない」と厳しく酷評されている。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images