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マラドーナ訃報、日本サッカー界も追悼 小野伸二「僕にサッカーの楽しさを教えてくれた」
マラドーナが60歳で死去…小野伸二や乾貴士ら日本代表戦士も思いを明かす「神様」
サッカー界が誇る天才元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナが現地時間25日、ブエノスアイレス郊外の自宅で死去し、60年の生涯に幕を閉じた。世界的なスーパースターとの突然の別れに、日本代表戦士からも追悼メッセージが届いている。
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アルゼンチン紙「Ole」など現地メディアの報道によると、ブエノスアイレス郊外にある自宅で心臓発作で倒れたという。10月30日に60歳になったばかりだったマラドーナはマラドーナは2日に体調不良を訴え、搬送。翌3日に硬膜下血腫のためブエノスアイレスで手術を受け、11日に退院し、施設でアルコール依存症の治療を受けていた。
手術直前には監督を務めるヒムナシアのアシスタントコーチが新型コロナウイルスの陽性反応を示したことにより隔離となっていたが、新型コロナウイルスの検査では陰性だった。
サッカー界のレジェンドは、過去ワールドカップに4度出場。1978年の地元開催W杯には、18歳にして最終候補まで残りながら落選したが、翌年には日本で開催されたワールドユース(現・U-20W杯)で優勝とMVPを獲得した。82年のスペイン大会でW杯初出場を果たした。スペインの名門バルセロナに加入し、イタリア南部のナポリへとキャリアの場を移すと、セリエA優勝に導くなど伝説的なプレーを披露。86年メキシコW杯では、準々決勝イングランド戦で「神の手ゴール」と「5人抜きゴール」という二つの伝説のプレーを残した。
そんなスーパースターに日本代表戦士も憧れた。左利きで“マラドーアン”というあだ名を持つMF堂安律(ビーレフェルト)は公式ツイッターで「小学生の頃、恩師に誕生日プレゼントで貰ったのがマラドーナのプレー集だった。その頃から憧れはマラドーナだったなー。沢山の夢を与えてもらいました」と追悼。また、“マナドーナ”の異名をとるなでしこジャパン(日本女子代表)FW岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)も公式ツイッターで「マラドーナ」と泣いている絵文字付きで悼んだ。また、元日本代表MF小野伸二(琉球FC)も公式インスタグラムに思いをつづった。
「僕にサッカーの楽しさを教えてくれた神様マラドーナ様 あなたが居たから僕のサッカー人生が始まり、周りをワクワクさせたいという願望が芽生えました いつまでもサッカーの楽しさを伝えられるように努力していきます」
MF乾貴士(エイバル)も「初めてプロの選手で憧れて、真似したのがマラドーナやったなぁ。何回もビデオ借りて見ての真似しての繰り返しやった。肩でトラップして後ろの相手抜いたのはほんまに衝撃やった!!」と公式インスタグラムを通して、少年時代の思い出を振り替えている。
日本代表戦士も憧れたマラドーナ。世界的なスーパースターの訃報に日本サッカー界でも悲しみが広がっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)