「銀河系軍団」の元エースがレアルを訪問 クラシコに挑む盟友ジダンや選手を激励

背番号7のレジェンド、ラウール氏が古巣の練習場を訪れる

 今週末に迫る「エル・クラシコ」を前に、ジデネィーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリードをレジェンドが直接激励した。エースストライカーとして長年活躍したラウール・ゴンサレス氏がトレーニング場を訪れたと、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 マドリード生まれ、マドリード育ちのラウール氏は、1992年にアトレチコからレアルのユースに加入すると、それ以降は”白い巨人”を背負って立つエースとしての英才教育を受けた。94年には当時監督だったホルヘ・バルダーノ氏に抜擢され、17歳4カ月でトップチームデビューを飾ると、翌年以降はチームのゴールゲッターとしてその座を確立した。

 背番号7を代名詞に活躍したスペイン人ストライカーは、リーガで2度、UEFAチャンピオンズリーグでも99-00シーズンに得点王を獲得した。エル・ブランコのユニホームに袖を通した16年間で741試合323得点の成績を残し、試合数とゴール数ともにクラブ記録として刻まれている。

 そんなラウール氏は昨秋に現役を引退して第2の人生を歩み始めたが、やはり長年過ごした古巣への愛情は変わっていない。29日に行われたレアルのトレーニングに顔を出し、ジダン監督、そして代表戦がなかったMFルカ・モドリッチ、MFギャレス・ベイル、FWカリム・ベンゼマらと熱い握手を交わした。

 

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