ハリル監督が見出す原口の多様性 ”新型ボランチ”確立への1ゴールと守備面で見せた綻び

シリア戦で想定内のボランチ起用から1ゴールを奪う

 日本代表に新型ボランチが誕生した瞬間だったのかもしれない。29日のワールドカップアジア2次予選シリア戦で、日本代表は5-0の大勝を収めた。そのなかで後半13分からピッチに立ったMF原口元気が、終了間際のプレーでチームの5得点目を決めた。

「ラストプレーで結果が出て良かったと思いますし、最後まで走っていて良かったと思いますね。何度もボランチのところから走っていたので、1本でもチャンスが来ればいいと思って。スプリントするのが自分の良さなので、それが出せて良かったと思います」

 この言葉からも分かるとおり、推進力溢れるドリブル突破とミドルシュートで、サイドアタッカーの印象が強い原口がこの日プレーしたのはボランチだった。MF山口蛍(ハノーバー)の負傷を受けてのものだったとはいえ、「怪我がなくても出るとしたらボランチだと思っていたので、準備はしていました」と、原口にとっては想定内の起用だったようだ。

 かねてからバヒド・ハリルホジッチ監督は原口について、「両サイドでも真ん中でもプレーできる。幅が広い選手だ」と評価していたが、あらためて試合前には本人に対して「ボールを運べるところ、アーリークロス、ミドルシュートもある。前向きでボールを持てる方が良さが出るんじゃないか」という言葉を伝えていたという。原口自身も「何本も繰り返しスプリントできた。そこは自信があるので表現できたので良かった」と、攻撃面では手応えを得ることができたと話している。

 

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