リベンジを誓う元マンUの”氷漬け”守護神 来季プレミア再挑戦を希望か

ベルギーに期限付き移籍中のバルデス 今夏でマンUと契約満了に

 マンチェスター・ユナイテッドから期限付き移籍でベルギーのスタンダール・リエージュに渡っている元スペイン代表GKビクトール・バルデスは、来季再びプレミアリーグの舞台に帰ってくることを望んでいるという。スペイン地元紙「スポルト」が報じた。

 バルデスはバルセロナとの契約が満了を迎え、無所属だった2015年1月にユナイテッドと1年半契約を結んだ。しかし、U-21チームでのプレーを拒否したことでルイス・ファン・ハール監督の怒りを買うと、その後トップチームから追放された。背番号も与えられず、トップチームのロッカーは撤去されるなど冷遇され、スペインメディアでは「氷漬け」と表現された。そして今年1月、追われるようにしてベルギー移籍を選択した。

 イングランドには苦い思い出があるバルデスだが、今夏でユナイテッドとの契約は満了となる。その後の去就について本人は、ベルギー残留よりも再びプレミアリーグに挑戦することを望んでいるようだ。代理人に対して、イングランドで新天地を探したいと伝えたという。

 スペイン代表として10年ワールドカップ、バルセロナではUEFAチャンピオンズリーグ優勝3回など、多くのタイトルを獲得してきた名手が、プレミアでのリベンジを夢見ている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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