「アメリカ大陸でプレーしたアジア人」11人に海外注目 「最も重要な日本人選手」と称されたのは?

ペルーで活躍を続けるMF澤昌克と、パチューカに所属していたMF本田圭佑【写真:ウニオン・ウアラル & Getty Images】
ペルーで活躍を続けるMF澤昌克と、パチューカに所属していたMF本田圭佑【写真:ウニオン・ウアラル & Getty Images】

澤昌克のペルーでの“重要性”を紹介 メキシコでもプレーした本田圭佑にも言及

 北中米カリブ海地区の強豪メキシコ代表は現地時間14日、韓国代表と対戦して3-2と勝利を収めた。同17日には日本代表との対戦も控えるなか、海外メディアはアメリカ大陸でプレー経験のある日本と韓国出身の選手を紹介。11人中10人が日本人選手となり、ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑らのキャリアに注目している。

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 メキシコ代表は今回のインターナショナルマッチウィークで、アジアの強豪2カ国との対戦を決定。すでに韓国には3-2と勝利を収め、ワールドカップの決勝トーナメント常連国の貫禄を見せている。日本にとって貴重な、強敵との実戦の機会になりそうだ。

 そのなかでスポーツ専門局「ESPN」スペイン語版は、「アメリカ大陸でプレーしたアジア人選手」と題して、日本と韓国出身の11人を紹介。かつてパラグアイの名門セロ・ポルテーニョでプレーした元日本代表MF廣山望、短期間ながらボカ・ジュニアーズでプレーした元日本代表FW高原直泰などが取り上げられている。

 そのなかでも特に大きくピックアップされていたのが、ペルーで抜群の実績を誇るMF澤昌克、そして本田の2人だ。

 澤は現所属のデポルティボ・ムニシパルには3度目の加入。2007年には38試合で10得点を決め、リーグ最優秀外国人選手賞を獲得。ペルー代表入りの打診も受けたほど高い評価を得てきた。記事では「南米、特にペルーで最も重要な日本人選手」と称されている。

 また、現在ボタフォゴでプレーする本田については「このリストでは最も有名な選手。ACミランとの契約を終えて、パチューカにやってきた」と2017年の移籍を回顧。1年間の在籍で公式戦13得点8アシストを記録し、クラブワールドカップではチームの3位に貢献したことに触れられている。

 北中米、南米を問わず、まだアメリカ大陸でのプレーは一般的とは言いがたいが、ここで取り上げられていない選手も含め、チャンスを求めて現地に赴く選手も決して少なくない。今後、澤や本田を上回るインパクトを残す日本人選手が出てくることはあるだろうか。

「ESPN」スペイン語版が紹介、アメリカ大陸でプレーしたアジア人選手11人。

MF廣山望(セロ・ポルテーニョ/パラグアイ、スポルチ・レシフェ/ブラジル)
GK高橋範夫(ウニオン・サン・フェリペ/チリ)
FW内田大貴(セロ・ポルテーニョPF/パラグアイ、ウアチパト/チリ、デポルティボ・サンタニ/パラグアイ)
MF澤昌克(デポルティボ・ムニシパルなど/ペルー)
FW高原直泰(ボカ・ジュニアーズ/アルゼンチン)
MF川上靖(バンフィエルド、サン・ロレンソ/いずれもアルゼンチン)
DFチャン・ヒマン(リーベル・プレート/アルゼンチン、ドセ・デ・オクトゥブレ、トリンデンセ/いずれもパラグアイ)
DF百瀬俊介(トルーカなど/メキシコ)
MF本田圭佑(パチューカ/メキシコ、ボタフォゴ/ブラジル)
DF木村光佑(コロラド・ラピッズ、ポートランド・ティンバースなど/アメリカ)
FW久保裕也(FCシンシナティ/アメリカ)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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