沈黙を貫くミラン前監督のインザーギ 来季へ向けサッスオーロなどが就任打診か

6月にミランと契約満了 監督キャリア再構築へ、数クラブが興味

 昨季ACミランを率いた元イタリア代表FWフィリッポ・インザーギ氏は、シーズン終了後に成績不振で解任となった。その後沈黙を貫いてきた元ストライカーだが、来季に向けた動きが見え始めているという。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 昨季のミランは、シーズン序盤は好調を維持した。日本代表FW本田圭佑がゴールラッシュをしたこともあり、冬の中断期間に入るまでは安定した成績を残していた。しかし、1月以降は目に見えて失速。シーズン終了後にインザーギ監督はチームを離れることになった。契約を今季終了時点まで残しての解任だったため、事あるごとに「(今年の)6月まで契約を残しているから話すことはできない」と口をつぐんできた。

 同サイトは本人と仲が良い人物に取材した結果として、インザーギ氏がいまだにシルビオ・ベルルスコーニ会長をはじめとするミラン首脳陣に、怒りと失望の気持ちを持っているとしている。その一方で、来季に向けていくつかのクラブからアプローチがあることも報じている。

 正式なオファーには発展していないものの、これまでにイタリア国内ではウディネーゼ、国外ではフランスのリヨンから打診を受けているという。それに加えて、躍進中のサッスオーロが次期監督としてリストアップしていると報じている。

 

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