バルサ、ユーベ、マンC…“39億円FW”テュラム争奪戦が激化 親子二代でビッグクラブ移籍か

ボルシアMGでプレーするFWマルクス・テュラム【写真:AP】
ボルシアMGでプレーするFWマルクス・テュラム【写真:AP】

ボルシアMGのFWマルクス・テュラム 父もプレーしたユベントス、バルサも獲得に関心か

 かつてフランス代表の名DFとして活躍したリリアン・テュラム氏の息子、FWマルクス・テュラムは現在ドイツ・ブンデスリーガのボルシアMGでプレーしているが、ビッグクラブが注目し始めているという。ドイツ紙「ビルト」が報じている。

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 父のリリアンはイタリア・セリエAの名門ユベントスやパルマ、スペインの強豪バルセロナでプレーし、代表チームでは1998年の地元開催ワールドカップ(W杯)で優勝メンバーに名を連ねた。センターバックと右サイドバックを主戦場に、堅実な守備が売りのタイプだった一方で、98年W杯準決勝クロアチア戦の2ゴールは伝説的なものとしてファンの記憶に深く刻まれている。

 その息子のマルクスは、父がセリエAのパルマでプレーしていた1997年に誕生。フランスのクラブ、ソショーの下部組織からプロ契約してデビューすると、ギャンガンへの国内移籍を経て昨季からボルシアMGでプレーしている。

 そのマルクスは、今季出場しているUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で3試合に出場して2ゴール2アシストの活躍を見せている。23歳という若さと、今季を入れて3シーズンの契約を残すことからも、ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」では3200万ユーロ(約39億円)の市場価値があるとされている。

 そしてマルクスについて、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに加え、父のリリアンがプレーしたバルセロナとユベントスが獲得に向けた調査をスタートしたと報じている。

 マルクスの主戦場は最前線で、どちらかと言えば左サイドが得意という点で、父とは対角線と言えるくらいプレーエリアが異なるが、親子2代で欧州サッカー界のトップクラブでプレーする可能性も十分にあると言えそうだ。

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