“昨季ミラン得点王”が衝撃の造反! ラツィオ戦出場拒否で本田の交代が遅れる異常事態

心はすでに”爆買い”の中国へ?

 メネズは昨季終了後から2度のヘルニアの手術を余儀なくされている。ミラン側のリハビリの過程でミスがあったともレポートされている中、中国リーグから”爆買い”オファーが届いていることも自ら認めていた。

 ラツィオ戦でメネズが造反した理由は明らかになっていないが、腰痛などの故障が原因なのか、それとも中国に心が動いてしまっているのだろうか。

 今季100億円以上の赤字が見込まれるミランでは、1月にサイドハーフの人材を次々と放出してしまった。本田とイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラが出ずっぱりで、ともに蓄積疲労のためすっかりパフォーマンスを落としている。昨季本田とポジション争いで切磋琢磨していたメネズには、復調の期待がかかっていた。だが、昨季エースの造反劇により、3シーズンぶりとなる来季の欧州カップ戦出場権の獲得を目指すミランに、危機的状況が訪れるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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