「プロとしての道も歩んでみたい」 なでしこ菅澤優衣香が思い描く女子サッカーの“未来図”

五輪出場に想いを馳せるなでしこジャパンFW菅澤優衣香【写真:Getty Images】
五輪出場に想いを馳せるなでしこジャパンFW菅澤優衣香【写真:Getty Images】

ロンドン五輪、リオ五輪予選と怪我でチャンスを逃し、五輪出場を集大成と位置付ける

 なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部・浦和レッズレディースのFW菅澤優衣香は、2020年シーズンの得点王レースで首位(16ゴール)を走り、現役最強ストライカーの1人として君臨している。なでしこリーグに身を置いて早12年目、“集大成”として見据える五輪出場に懸ける思いとは――。

 アルビレックス新潟レディースでキャリアをスタートさせ、2013年にジェフユナイテッド市原・千葉レディースへ移籍した菅澤は、2014、15年に2年連続で得点王を獲得。2017年からは浦和のエースとして攻撃を牽引している。

 代表シーンでは、19歳でなでしこジャパン(日本女子代表)に初選出。これまで71キャップ(20ゴール)を刻み、ワールドカップにも2回出場している一方で、五輪とは縁がなかった。ロンドン大会が行われた2012年は4月に左膝前十字靱帯損傷で全治6カ月の重傷を負い、リオデジャネイロ大会出場の切符を懸けた2016年のアジア最終予選も直前のキャンプ中に左ハムストリング筋挫傷のため、無念の離脱となった。

 新型コロナウイルスの影響で東京五輪は開催が1年延期となり、状況次第では2021年7月の開催も不透明。それでも、10月5日に30歳を迎えた菅澤は「五輪が今の一番の目標」と思いを込める。

「ロンドン五輪と、リオ五輪の予選は怪我で悔しい思いをしました。今まで支えてくれた家族、お世話になった指導者の方々、自分に携わってくれたすべての人に恩返しをしたい。“集大成”というか、五輪の大きな舞台に立って活躍する姿を見せたいです」

 高倉麻子監督率いるなでしこジャパンにおいて、菅澤はFW岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)とともに攻撃陣の中核を託されている。持ち前のポストプレーはもちろんのこと、求められるのはやはりゴールという結果だ。

「(レッズレディースの)1トップと2トップの違いはありますけど、役割はあまり変わりません。基本的には自分が収めて、周りの選手が動くような形。ただ、高倉さんからは最終的にはゴールを決めろと言われています。代表ではなかなか決定機を決めきれていないので、五輪までに修正して結果を残したいです。メンバーにしっかりと入って、なでしこらしいサッカーをして、最終的にメダルを獲得できるようなプレーができたらいいなと思います」

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