黄金期を知るアーセナルOBが、3人の後輩を名指しで「成長していない」と一喝
元フランス代表MFのプティ氏が、伸び悩む3選手への失望を明かす
アーセナルOBで元フランス代表MFのエマヌエル・プティ氏が、古巣に所属する主力が陥っている伸び悩みを指摘し、奮起を促している。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
自国開催の1998年フランス・ワールドカップ、EURO2000優勝メンバーであるプティ氏は、アーセナルでも3シーズンにわたってプレー。攻守のバランスに長けたレフティーとして、アーセン・ベンゲル監督からも厚い信頼を受けた。クラブ在籍中の1997-98シーズンには、中核メンバーとしてプレミアリーグとFAカップの二冠を成し遂げている。
それだけに、シーズン佳境になると失速を繰り返す近年の古巣の現状を「ここ数年、アーセナルはピッチ上で巧みなサッカーを見せる一方で、2度のFAカップ以外タイトルを獲得できていない」と指摘するとともに、主力選手を名指しで喝を入れた。
「アーセナルの育成に関して、特定の時期までは非常にいいと思う。だけど、ここ3~4年間でさらに成長できなかった選手が多く存在すると思う。名前を挙げれば、セオ・ウォルコット、アレックス=オックスレイド・チェンバレン、ジャック・ウィルシャーはなんらかの負傷を抱えたり、課題を改善できていない。そういった意味で私は失望している」
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