1得点1アシストのヘルタ原口、ブンデス公式の「第27節MVP候補」に選出

レバンドフスキ、シュールレら各国代表のスター選手と争う

 ヘルタ・ベルリンの日本代表FW原口元気が、19日の本拠地インゴルシュタット戦で1ゴール1アシストの活躍で2-1勝利の立役者となった。ブンデスリーガ公式サイトはバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキら錚々たるスター選手に並び、原口を第27節MVP候補にノミネートしている。

 原口は後半9分、左サイドからの速いクロスに対してニアサイドに飛び込むと、ダイレクトに右足アウトサイドで合わせて決め、先制ゴールをマークした。これがリーグ戦では実に21試合ぶりのゴールだった。後半24分、右サイドから高速クロスを入れると、ファーサイドでFWサロモン・カルーが合わせてチームの2点目を記録した。

 2得点を生み出した原口は、ブンデス公式サイトでこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されていたが、週間MVP候補に選出されるというさらなる栄誉が待っていた。

 シャルケGKラルフ・フェアマン、ヴォルフスブルクのドイツ代表FWアンドレ・シュールレ、ドルトムントのコロンビア代表FWエイドリアン・ラモス、ブレーメンのペルー代表FWクラウディオ・ピサーロ、そして、レバンドフスキというビッグネームの並ぶ候補者の中で、「HARAGUCHI」の名前が挙げられている。

 公式サイトのドイツ語版が候補者をノミネートし、ファン投票で23日にMVPが発表される予定だ。バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表に合流を果たす原口は、追い風を背に凱旋帰国となる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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