中村俊輔、キャリア2度目のハットトリックをセルティックが回顧 地元俳優も反応「ラブ、ナカ!」

セルティック時代に多くのファンを魅了したMF中村俊輔【写真:Getty Images】
セルティック時代に多くのファンを魅了したMF中村俊輔【写真:Getty Images】

2006年10月のダンディー・ユナイテッド戦で左足から3ゴールをマーク

 横浜FCの元日本代表MF中村俊輔は、2005年から09年にかけてスコットランドの名門セルティックに所属。不動のレギュラーとして数々のタイトル獲得に貢献し、クラブレジェンドとして名を刻んだ。10月14日に欧州1部リーグで日本人選手として初のハットトリックを達成してから14年が経過し、クラブ公式ツイッターがシルクハットの絵文字とともに回顧している。

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 セルティック公式ツイッターが「過去のこの日」と取り上げたのが、2006年10月14日に行われた敵地でのダンディー・ユナイテッド戦(4-1)だった。

 前半6分に先制を許す苦しい展開のなか、同44分に混戦から味方がヘディングしたボールを左足で押し込んでまずは同点。さらに後半4分、ファーサイドに流れてきたこぼれ球を冷静に左足で流し込んで勝ち越し点を決めると、元オランダ代表FWヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンクのゴールでリードを2点に広げた後半13分に、中村が再び魅せる。

 元チェコ代表DFイジー・ヤロシクにパスを送ると、折り返しのボールを柔らかなタッチでそのまま左足で蹴り込み、ゴール左上隅に突き刺した。自身キャリア2度目のハットトリックは、欧州1部リーグで日本人選手初の快挙となった。

 セルティックの投稿には、地元グラスゴー生まれのスコットランド人俳優トニー・カラン氏が「ラブ、ナカ!」と反応。ファンからも「ナカの3ゴール目は一級品」「ナカは素晴らしい選手だった」「なんてプレーヤーだ」「ヒーロー」と改めて称賛のコメントが寄せられている。

 すでに退団から10年以上が経過しているが、中村はセルティックのレジェンドとして今なお語り継がれている。

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