元英代表FWジェイ、マンUの指揮官交代説に持論 「スールシャールは監督になる血統じゃなかった」
スールシャール→ポチェッティーノの監督交代劇の噂に同調「期限は過ぎている」
マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間4日に行われたプレミアリーグ第4節トッテナム戦で1-6と大敗を喫した。1996年以来の6発被弾でオレ・グンナー・スールシャール監督の解任論にまで発展しているが、アーセナル下部組織出身で、プレミアリーグで計5年間プレーした経験を持つ元イングランド代表FWジェイ・ボスロイド(北海道コンサドーレ札幌)は、監督交代の噂を支持している。
ユナイテッドは前半2分にポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがPKを決めてトッテナム相手に先制したが、そこからが悪夢だった。2分後に同点に追いつかれると、前半28分にフランス代表FWアンソニー・マルシアルが競り合いの中でMFエリック・ラメラの顔面を叩いて一発退場。韓国代表FWソン・フンミンに2ゴールを許すなど、プレミアリーグ創設以降では初となる前半4失点を喫した。
後半にも2点を失い、計6失点とクラブ史に残る惨敗劇直後の移籍市場最終日、ユナイテッドはウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(←無所属)、ブラジル代表DFアレックス・テレス(←ポルト)、コートジボワール人FWアマド・トラオレ(←アタランタ)を補強。その一方で、スールシャール監督に代わる新指揮官候補としてマウリシオ・ポチェッティーノ氏が浮上している。
イングランドで長年戦ってきたジェイは、自身のツイッターでこのニュースを引用し、ユナイテッドの監督事情に持論を展開している。
「マン・ユナイテッドはスパーズに1-6で敗れたあと、マウリシオ・ポチェッティーノにコンタクト。この(監督)交代はリミットがとっくに過ぎている。マン・ユナイテッドは今すぐそれを実現させるべきだ。オレ(スールシャール)はナイスガイだけど、マン・ユナイテッドの監督になる血統じゃなかった。きちんと決着をつけよう!!」
前日には、精彩を欠くイングランド代表DFハリー・マグワイアに対して、「(移籍金)109億円の価値はない」と辛辣な意見を述べていたジェイだが、再びユナイテッドに厳しい言葉を浴びせる形となっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)