「僕には先週起こった」 札幌FWジェイ、浦和助っ人MFへのPKノーコール判定に異論

浦和レッズMFマルティノスもジェイの意見に賛同【写真:高橋 学】
浦和レッズMFマルティノスもジェイの意見に賛同【写真:高橋 学】

マルティノスもジェイの意見に同調「間違いなくあなたは正しい」

 このプレー映像を用いて荒木レフェリーの判定に対して“参戦”したのがジェイだった。ツイッターでこのプレーの動画を引用したうえで、Jリーグのレフェリーへの厳しい意見を語っている。

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「これは毎週起こり、僕には先週に起こった。日本サッカーのすべては発展している。選手、スタジアム、組織。だがレフェリーは発展していない。これは恥ずべきことだ。日本人選手も、外国人選手も同じことを言う。だけど、僕らの言葉は聞いてもらえない」

 マルティノスのプレーがシミュレーションなのではないかという意見に対し、ジェイは「彼はチャレンジをジャンプして超えようとしたところでぶつけられた」と見解を示した。また、副審からプレーが見えたのではないかという指摘についても「スタジアムに行き試合を見れば、目の前の接触であっても副審が決断を下す場面を見ることはない。彼らは(主審の)決定に従うだけ。主審の判断に副審が異を唱える場面を見たことがない」と、所感を述べている。

 マルティノスも、このジェイの発言にツイッター上で「間違いなくあなたは正しい。しかし、僕たちはいつも黙ってなくてはいけない。彼らは僕たちにしゃべらせない。立ち上がらなくてはいけない。どんどん増えているんだ」と反応している。

 今季のJリーグでは、よりボール際で「戦わせる」という方針は明らかにされている。だが、ボールへアタックすることに失敗して相手の体にチャレンジすることになったプレーは、果たして「戦い」なのか。少なくともジェイはレフェリーの向上を感じていないと明確に発言し、マルティノスも同意している。試合中のコミュニケーションの取り方を含め、レフェリーたちに対して疑問を呈されているという事実は受け止めるべきだろう。

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