伝説シーンを彷彿!? “悪夢のスリップ”でPK失敗と英国で話題「永遠に忘れない」

ノリッジ・シティFWテーム・プッキ【写真:Getty Images】
ノリッジ・シティFWテーム・プッキ【写真:Getty Images】

英2部ノリッジのFWプッキが軸足を滑らせてPK失敗

 イングランド2部チャンピオンシップのノリッジ・シティは、現地時間3日のリーグ第4節でダービー・カウンティとホームで対戦し、0-1で敗れた。無得点で敗れる結果となったが、この試合でノリッジは先手を取るチャンスがあった。

 それは後半7分のこと。ノリッジはPKを獲得すると、フィンランド代表FWテーム・プッキがキッカーを務めた。ボールをセットしてから助走に入り、右足でボールを蹴ろうとした瞬間、プッキに悲劇が襲う。軸足の左足が滑って転倒。降り抜いた右足が捉えたボールは大きくゴールマウスを外れ、観客のいないスタンドへと飛んで行った。

 このシーンを英衛星放送「スカイ・スポーツ」公式ツイッターが動画付きで紹介し、「テーム・プッキにとっての悪夢。ノリッジのストライカーはPKを蹴る瞬間にスリップし、ボールを空へと蹴り上げた」とコメントを加えている。

 だが、このPK失敗シーンはマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーのファンに、ある場面を思い起こさせることになったようだ。それは2007-08シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のこと。この試合は延長戦を終えても1-1のまま決着がつかず、勝敗の行方はPK戦に委ねられた。

 ユナイテッドは3人目のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが失敗。4人全員が成功していたチェルシーは、キャプテンの元イングランド代表DFジョン・テリーが決めれば、初のCL制覇を成し遂げられるという場面が訪れた。しかしテリーは、今回のプッキと同じように軸足を滑らせて失敗。結局7人目で、ユナイテッドの元ウェールズ代表FWライアン・ギグスが成功したのに対し、チェルシーは元フランス代表FWニコラ・アネルカが失敗。ユナイテッドが欧州王者に輝いたのだった。

「スカイ・スポーツ」のツイートには、ノリッジファンのコメントだけではなく、「PKで滑った人物? マンUのファンなら1人知っている。そして永遠に忘れない」「ジョン・テリーのスリップの繰り返し。今も心が痛い」と、ユナイテッドとチェルシーのファンと思われるコメントも寄せられている。

 なお、このノリッジ対ダービー戦で決勝点を挙げたのは、かつてユナイテッドの10番を背負った元イングランド代表FWウェイン・ルーニー。07-08シーズンのCL優勝を味わった男が、このPKを思い起こして奮起したかは定かではない。

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