「戦争のためにサッカーを放棄」 アルメニア代表主将の徴兵に海外騒然「すでに紛争地帯にいる」
アルメニア代表DFヴァラザト・ハロヤンが紛争への参加のためクラブを退団「サッカー選手としてのキャリアを中断」
現在、アルメニアとアゼルバイジャンの間で紛争が勃発している最中にあるが、サッカー界にも影響が及んでいる。海外メディアは「アルメニア代表DFが戦争へ向かうためにサッカーを放棄した」と見出しを打ち、戦争に徴兵されるために所属クラブを退団することになったと大々的に取り上げている。
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現在、アルメニアとアゼルバイジャンの間で、領土を巡る地域紛争が勃発しており、100人以上の死者が出るなど、激化の一途を辿っている。その影響はサッカー界にも広がっている。戦争への徴兵により、所属クラブとの契約解消を余儀無くされたのが、ロシア1部のウラル・エカテリンブルクに所属していたアルメニア代表DFヴァラザト・ハロヤンだ。
2017年からウラルに所属しており、アルメリア代表では主将を託されるセンターバック(CB)だが、アルメリアが18歳以上40歳未満の男性全員を徴兵する方針を固めたため、ハロヤンも例外なく紛争に参加することとなった。これを受け、スペイン紙「エル・エスパニョール」は「アルメリアのキャプテンが戦争へ向かうためにサッカーを放棄した」と見出しを打ち、「サッカー選手としてのキャリアを中断することを強いられた」と取り上げている。
また、ギリシャのAELラリサへの移籍に迫っていたが、紛争への参加により白紙となったことも説明しており、「すでに紛争地帯にいる」と綴っていた。アルメニアとアゼルバイジャンの紛争は、サッカー界にも震撼を起こしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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