来季チェルシーの命運はアズーリ指揮官が握る!? EURO開幕前に”全権委任”監督が誕生か

就任濃厚のコンテ監督 チェルシーは全権を委ねる方針と英紙報じる

 イタリア代表の指揮を執るアントニオ・コンテ氏は今夏の欧州選手権(EURO)終了後の退任が決まっているが、来季以降の監督就任が濃厚となっているチェルシーは、その大会前から全権を委任する模様だと、英紙「サン」が伝えている。

 昨季プレミア王者のチェルシーは今季序盤戦で大きく出遅れ、ジョゼ・モウリーニョ前監督を解任して以降はやや持ち直したものの、いまだ迷走が続いている。29試合を消化した時点でリーグ戦10位、UEFAチャンピオンズリーグでは決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンに完敗を喫し、12日のFAカップでもエバートンに敗れて今季のタイトル獲得は絶望となった。

 そこでクラブは来季への再建プランを進めているが、新指揮官として白羽の矢が立っているのがコンテ氏だ。ユベントスでセリエA3連覇を果たし、2014年夏からイタリア代表監督を務めるなど、実績は折り紙つき。クラブ関係者は指揮官としての能力を買っており、以下のように話したという。

「彼が新監督になることは正式決定はしていない。ただ、チェルシーを再構築するために、自己紹介などを兼ねてイングランドに渡ってくるだろう」

 

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