鳥栖、昨季の“20億赤字”で全クラブ唯一の「是正通達」 経営改善と赤字回避の“強い指導”措置

鳥栖は全クラブの中で唯一「是正通達」された【写真:Getty Images】
鳥栖は全クラブの中で唯一「是正通達」された【写真:Getty Images】

Jリーグはクラブライセンスの説明会を実施 「是正通達」の鳥栖についても説明

 Jリーグは28日、2021年シーズンのJリーグクラブライセンスについての決定を発表し、オンラインで説明会を実施した。J1クラブライセンスは44クラブに、J2クラブライセンスは8クラブに交付された。そのなかで、昨季20億1000万円の赤字(当時純損失)を計上したサガン鳥栖は、全クラブの中で唯一「是正通達」された。

 Jリーグは、日本サッカー協会(JFA)から日本におけるクラブライセンス制度の制定および運用の委任を受けており、日本におけるライセンス交付機関(ライセンサー)としてJリーグクラブライセンス制度を運営し、Jクラブに対してJリーグクラブライセンスを交付。なお、Jリーグクラブライセンスの交付判定については第三者機関であるクラブライセンス交付第一審機関(FIB)が行っている。

 来季に向けてはJ1クラブライセンスが44クラブに、J2クラブライセンスが8クラブを交付。いわてグルージャ盛岡、SC相模原、藤枝MYFC、今治FCが新たに施設基準の例外適用申請によりJ2クラブライセンスを取得した。

 そのなかで、鳥栖には是正通達がされた。是正通達とはクラブライセンス交付判定に付帯して、クラブ経営上、是正すべき点があるとFIBが判断したクラブに対して是正措置を通達するというもの。クラブが自ら経営を改善し、「債務超過」および「3期以上の連続赤字」とならないように強い指導を行う。

 今回の通達概要としては、①2020年度予算進捗をJリーグに定期的に報告すること②2021年度予算編成時にJリーグに事前に説明すること③財務状況を改善させるために活動についてJリーグに定期的に報告すること、となる。

 Jリーグのクラブライセンス事務局クラブライセンスマネージャー村山勉氏は、「昨年20億という赤字を鳥栖は出しました。経過を見ながらFIBが判断した。コロナ禍で経営も苦しく、そのなかでも鳥栖については注視したほうがいいという判断」と説明。新型コロナウイルスの影響を受けるなかでも鳥栖にはさらなる試練が待ち受けそうだ。

(Football ZONE web編集部)

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