FC東京が”爆買い”江蘇蘇寧とスコアレスドロー テイシェイラらを封じるも勝ち切れず

粘り強い守備もゴール前で決め手を欠く

 後半に入って以降は両チームともシュートシーンまで持ち込めない状況が続き、膠着した展開となった。同18分にはテイシェイラを起点にペナルティエリア内に押し込まれる場面があったが、FC東京守備陣が粘り強くしのいだ。後半24分にはセットプレーからのこぼれ球をテイシェイラに押し込まれたが、直前にファウルの判定があり命拾いした。

 河野広貴、阿部と攻撃的なカードを次々と切ったFC東京は、同29分にチャンスを迎える。羽生のアーリークロスに水沼宏太が飛び込んでシュートは枠内に飛んだが、相手GKジャン・シーポンのセーブに遭った。

 試合はこのまま均衡が破れることなく、スコアレスドローで終了した。江蘇蘇寧はブラジル代表MFラミレスが欠場した布陣だっただけに、勝ち切れないもどかしさが残った90分間となった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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