バルサ、2人のベテランFWからの“売り込み”拒否と現地報道 「10年前であれば…」
カバーニとジェコの獲得は見送り、若返りの方針を貫く
スペインの強豪バルセロナは、実績十分である反面30代半ばに差し掛かったストライカーからの売り込みを相次いで拒否しているという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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バルセロナからは、新シーズンを前にウルグアイ代表FWルイス・スアレスがアトレティコ・マドリードに移籍した。ロナルド・クーマン新監督による構想外という事情はあったにせよ、前線の頭数が減ったことは紛れもない事実だ。
そうしたなか、すでに6月にフランス王者パリ・サンジェルマンを退団していた33歳のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニと、イタリア・セリエAのローマから王者ユベントスへの移籍が頓挫した34歳のボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの2名からバルセロナに売り込みがあったという。
「ムンド・デポルティーボ」は「10年前であれば非常に興味深く、チームの素晴らしいセンターフォワードになっただろう。しかし、若返りを図ってチームを活性化させるという方針に反する選手を獲得することはなかった」と、バルセロナ側が売り込みを拒否したことを報じた。
そのうえで、10月5日が最終日となる移籍市場での動きについて「来週の(米国代表DFセルジーニョ・)デストの到着は別にして、新たな放出がない限り次の獲得はない」と断言している。クーマン監督はリヨンからオランダ代表FWメンフィス・デパイを獲得することを望んでいるとされるが、状況は楽観的ではないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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