昨季セリエA得点王、不振のドルトムント時代回想 クロップ監督に感謝「幸せだった」
香川在籍時のドルトムントへ移籍したFWインモービレ、苦戦した理由について言及
ラツィオ所属のイタリア代表FWチーロ・インモービレがドイツメディア「シュポルトビルト」の取材に応じ、ドルトムント在籍時にユルゲン・クロップ監督(現リバプール指揮官)の指導を受けたことについて「幸せだった」と感謝の言葉を口にしている。
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インモービレは、昨季36ゴールをマークして2シーズンぶり3度目のセリエA得点王のタイトルを獲得。現在30歳でキャリアのピークを迎えつつあるが、過去にはドイツで不本意なシーズンを経験している。
2014-15シーズンの開幕前、トリノから当時まだ元日本代表MF香川真司が在籍していたドルトムントに移籍。バイエルンに移籍したポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの後釜として活躍が期待されたが、リーグ戦では24試合出場でわずか3ゴールと精彩を欠き、結局1シーズンのみでドルトムントを退団した。
ドルトムント時代が自身のキャリアの中で最悪とも言えるシーズンとなった理由についてインモービレは、「あのシーズンの前半が終わった時点でドルトムントは降格圏にいて、それで外国人選手は脇に追いやられてしまった。クロップは僕に才能がないと感じていたわけではないと思うけど、彼は前から知っていて計算のできる選手を信頼して使っていた」とコメント。チームが予想外の不振にあえいだことで、新加入の選手にチャンスを与えられるような状況になかったことを指摘している。
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