2クラブが異例の同日声明 浦和、差別・中傷的SNS投稿を批判「Jリーグに対して悪意ある行為」
川崎と同日、浦和も「SNS における差別的、誹謗中傷的な投稿について」声明文を発表
J1浦和レッズが21日、公式サイトで「SNS における差別的、誹謗中傷的な投稿について」の声明文を発表した。所属選手に対する差別的発言や誹謗中傷を伴う看過できない発信があったと指摘し、「浦和レッズだけではなく、Jリーグ全体に対して悪意のある行為」と強く批判している。
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浦和は公式サイト上で「昨日の試合終了後(9月20日)、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にて弊クラブ所属選手に対する差別的発言や誹謗中傷を伴う看過できない発信を確認しました」と記した一方、「ここ数節、川崎フロンターレの対戦相手に対して同様の投稿が為されており、川崎フロンターレサポーターのアカウントを利用した成り済し行為と思われます」と状況を説明している。
「これは浦和レッズだけではなく、Jリーグ全体に対して悪意のある行為です」と声を上げた。同日、川崎も同様に「差別・偏見・誹謗中傷にあたる行為は絶対に許容しません」と発表し、2クラブによる異例に同日声明となった。
浦和側は「弁護士にも相談の上、今後の状況によっては法的措置も辞さない考えです。今後もいかなる差別的、侮辱的な行為や言動、SNS等での発言も絶対に許すことはありません」と立場を明らかにした。
SNSの投稿を巡って波紋が広がっており、差別的・誹謗中傷的な投稿に対する対応に注目が集まっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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