スアレス、一転してバルサ残留の可能性も クーマン新監督が“戦力化”を明言
クーマン監督がFWスアレスの去就動向に言及 「私たちは契約を尊重する」
バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、ロナルド・クーマン新監督から戦力外通告を受け、今夏の移籍市場での放出が既定路線と言われてきた。しかし、夏の移籍市場が閉鎖されるまで残り3週間を切ったなか、バルサへ残留する可能性も出てきたようだ。スペイン紙「エル・エスパニョール」が報じている。
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2014年にリバプールからバルセロナに加入したスアレスは6シーズンで公式戦通算198ゴールを記録し、クラブの歴代得点ランクでも3位となっている。4度のリーグ制覇をはじめ、数多くのタイトル獲得に貢献してきたが、1年の契約を残しているにも関わらず戦力外扱いにされたと報じられていた。
現在、スアレスのもとには複数のオファーが届いているとされ、クーマン監督によると、スアレス側はそれぞれの内容を吟味しているという。ただし、ここにきてバルサ残留の可能性も浮上している。16日に行われたスペイン2部ジローナとの練習試合で、スアレスはメンバー外となっていたがクーマン監督は試合後、バルサとの契約状況を踏まえつつ、新シーズンでの処遇について次のように述べたという。
「今朝、ルイスと話しをしたよ。クラブを離れる道があるか、ないかを見極めている。私たちは契約を尊重する。これは最初から言っていることだが、契約通りに彼が残留するのであれば、あと1年は戦力として計算する」
クーマン監督の就任により、チームの大幅な改革が進められると報じられてきたバルサだが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシに続き、スアレスも残留する運びとなるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)