バルサの来季補強第一弾は”2人目のスアレス” ビジャレアルから買い戻しに動く

今季24試合3得点のデニス・スアレス 強化部長が夏の獲得を明言

 バルセロナが来季の補強第一弾として、ビジャレアルの元U-21スペイン代表MFデニス・スアレスを獲得することが決まった。ロベルト・フェルナンデス強化部長がスペインテレビ番組「エスタディオ・エスタジオ」で語ったもの。

「彼は我々が高く評価している。昨年の冬は我々の力の及ばない部分が理由で、契約することができなかった。我々は夏に彼がチームに加わることに楽天的でいる。彼はバルセロナが間違いなくチームに加える選手だ」

 スアレスは2013年にマンチェスター・シティからバルセロナに4年契約で移籍。中盤のキーマンとして将来を嘱望されたが、セビージャからクロアチア代表MFイバン・ラキティッチ獲得時のトレード要員として期限付き移籍で放出されていた。今季開幕時にバルサはビジャレアルに放出し、スアレスも4年契約を結んだが、この際、買い戻しオプションを付けていた。

 フェルナンデス強化部長は買い戻しオプションを行使する方針を明らかにした格好だ。バルサにとって”2人目のスアレス”は、今季24試合3得点。ウイングでもインサイドハーフでもプレー可能な出戻りの新星が、2年連続の三冠を狙うバルサの来季に向けた補強第1号となる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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