イブラと本田のミラン共闘の可能性が再浮上!? 移籍先決定の鍵は「ミラノ好きの夫人」にあり

伊紙が来季の新天地は「私の家族が決める」と語ったと報じる

 ACミランの復権に向けて、神風が吹いた。パリ・サンジェルマン(PSG)と今季限りで契約満了となるスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、注目の移籍先について家族に任せる意向を表明した。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

 カリスマストライカーの株価が34歳にして高騰している。フランスリーグでは今季23試合23ゴールで、得点ランク2位のミヒー・バチュアイ(マルセイユ)に10ゴール差をつけて首位を独走。1試合あたりのゴール率100パーセントを誇るカリスマは、UEFAチャンピオンズリーグ16強のチェルシー戦との第2戦でも1得点1アシストの活躍を見せ、チームの4年連続8強進出に大きく貢献している。

 今夏で契約満了となり「移籍金ゼロ」で獲得可能ということもあって、イブラヒモビッチの去就を巡ってはマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、MLS、カタールなど様々な移籍先候補が浮上しているが、ここにきて本人が重大な発言を行ったという。

 去就問題についての質問を受けたストライカーは、「私の家族が決めることになる」と発言。イブラヒモビッチの夫人はミラノでの生活を愛していることで有名で、2012年以来のミラン復帰の可能性が再浮上した。

 イブラヒモビッチに対しては、昨夏にシルビオ・ベルルスコーニ会長が熱烈なラブコールを送ったが、PSGとの契約期間を1年残していたためカリスマ復帰は実現しなかった。今夏に向けてもベルルスコーニ会長は、高額年俸が必要なためギブアップ宣言を出していたが、意外な”嫁プッシュ”で優勝請負人の凱旋が実現するかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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