「自分がやらなきゃ」 マイナビ仙台MF隅田凜、キャプテン就任に込めた”変わる”決意

ボランチのロールモデルはベレーザMF阪口夢穂とヴィッセル神戸MF山口蛍

 隅田の最大の武器は、中盤でのボール奪取力。高い予測能力でボールを奪い、正確なパスで攻撃へとつなげる。現在のマイナビ仙台のサッカーは、池尻茉由や浜田遥らFWをポイントに手数をかけない速い攻撃を特徴としており、ボランチを担う隅田のプレーが大きな鍵を握ると言っていい。ただ、8試合を消化した時点でリーグ9位(1勝2分5敗)、10得点・14失点とまだ波に乗り切れていないのが現状だ。

「セレッソ(大阪堺レディース)戦では縦に速い攻撃で5点取れました。高い位置でボールを奪えば自分たちにチャンスがあると思うので、そこは続けていきたいですね。自分の特長である“予測してボールを奪う”ところをまず出して、奪ってからどれだけ素早くチャンスにつなげられるかは、まだまだ突き詰めていく必要があります。ボランチで見てきたのはやっぱりベレーザの阪口夢穂さん。一つひとつのプレー精度、前に飛び込んでゴールを決めるダイナミックさは尊敬する部分が多いです。あと今はヴィッセル神戸の山口蛍選手が好きで、ボールの奪い方とかスピードを出すタイミングを参考にしています」

 なでしこジャパン(日本女子代表)復帰も虎視眈々と見据える隅田は、個人としても、チームとしても、2020年の目標に「成長すること」を掲げる。

「なでしこジャパンに入りたい、戻りたいという気持ちはずっとあります。ただ、やっぱりチームで結果を残さないと選んでもらえないので、自分の良さを出しながらどれだけ勝利に貢献できるかに懸かってくるかなと。去年は本当に悔しい結果に終わった分、後悔のないようにというか、1試合1試合大切に戦うんだと強い思いでやっています。

 サポーターの皆さんも、コロナの影響で思うように応援できない状況が続いていると思います。また近いうちに素晴らしい声援を聞ける日まで、私たちは勝利を求めてやっていくだけなので、引き続き応援をよろしくお願いします!」

 3位以内を目指し、“新米キャプテン”隅田は静かながらも熱くチームを牽引する。

※取材はビデオ会議アプリ「Zoom」を使用して実施。

(Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)

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