チェルシー監督就任秒読みのコンテ 教え子のビダル獲得をリクエストか!?

ユベントス時代に重用

 来季からチェルシーの新指揮官に就任することが濃厚となっているイタリア代表のアントニオ・コンテ監督は、かつての教え子をチームに迎え入れたい考えを持っているようだ。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、コンテ監督がユベントスを率いていた時期の中心選手獲得をリクエストしたと報じている。

 その対象は、バイエルン・ミュンヘンのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルだ。コンテ監督が、ユベントスで推し進めた攻撃的なプレッシングサッカーにおいて、ビダルの存在は必要不可欠だった。中盤の“マエストロ”であるMFアンドレア・ ピルロを3バックの前に単独で配置する試みは、ビダルとイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオを並べた2列目の攻守に渡る働きが生命線だった。

 ビダルはコンテ監督の下では2トップの背後まで走り込んで得点に絡む攻撃センスと、中盤で相手のキーマンに強く当たって自由を奪う仕事を両立するという大車輪の活躍を見せていた。それだけに、コンテ監督はプレミア初挑戦となるであろうチェルシーでも、彼が必要だと捉えているという。

 チェルシーのロマン・アブラモビッチ会長はコンテ監督に対して1億6500万ユーロ(約214億円)の補強予算を提示しているという。今シーズンからバイエルンに加入したばかりのビダルの移籍金は安いものにはならないだろうが、バイエルンもペップ・グアル ディオラ監督の退任を控える。自身の良さを知るかつての指揮官の下でのプレーを望んでも不思議ではない。

 シーズン開幕前には南米選手権中に交通事故を起こしてピッチ外で騒ぎを起こしてしまったビダルだが、コンテ監督率いる新生チェルシーの中で重要な存在としてスポットライトが浴びることになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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