男子チーム電撃加入の永里優季、“未知の世界”に決意 「まったくできないイメージはない」

シカゴ・レッドスターズから「はやぶさイレブン」へ期限付き移籍したFW永里【写真:Getty Images】
シカゴ・レッドスターズから「はやぶさイレブン」へ期限付き移籍したFW永里【写真:Getty Images】

地元・厚木市に拠点を置く神奈川県2部の男子チーム「はやぶさイレブン」にレンタル

 なでしこジャパン(日本女子代表)経験者のFW永里優季は10日、米女子サッカーリーグ(NWSL)のシカゴ・レッドスターズから神奈川県リーグ2部の男子チーム「はやぶさイレブン」に期限付き移籍することが発表された。同日行われた入団会見では、「男性の中でどれだけできるか未知数」としつつも、「まったくできないイメージはない」と決意を語っている。

 2011年の女子ワールドカップ優勝メンバーの永里は、2010年にドイツへ渡り、その後イングランド、アメリカ、オーストラリアでもプレーしてきた。新型コロナウイルスの影響でNWSLの公式戦が7月以降なかったこともあり、「環境を変えて挑戦したい」という思いから、兄・源気も所属し、地元・厚木市を拠点に活動するはやぶさイレブンでプレーすることが思い浮かび、自らクラブに提案したという。

「男性の中でどれだけできるか未知数ですけど、昔からいつか男子のリーグでプレーしてみたいという気持ちがありました。このレベルで自分がどれだけできるか。まったくできないイメージはないです。フィジカルの部分ではどうしても劣ります。ポジショニングや細かい駆け引き、なるべく激しいコンタクトを受けない動きを海外で磨いてきたので、ワンタッチゴールとかやりながら見つけていけたらと思います」

 男子チームへの電撃加入は大きな注目を浴び、「正直こんなに大きなことになるとは思わなかったのでビックリしている」と驚きを口にした永里。一方で、「社会的に意味のある移籍だった」と自身の決断に胸を張っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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