スアレス、ユベントス移籍に“慎重姿勢” あらゆる可能性を模索…スペイン紙指摘「近付いてはいない」
ユベントス移籍が噂されるスアレス 「イタリアで報じられているほど近付いてはいない」
バルセロナからの退団が噂されているウルグアイ代表FWルイス・スアレスはイタリアメディアでユベントス移籍が確実ともいわれているが、本人はまだ可能性を検討中の段階だという。33歳という年齢的にキャリアで最後の「大きな移籍」になる可能性が高いことから慎重な姿勢をとっており、スペイン紙「スポルト」は「イタリアで報じられているほど近付いてはいない」と指摘している。
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バルセロナではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団騒動と並行し、スアレスの移籍報道も過熱していた。特にイタリアメディアではユベントス移籍が確実ともいわれ、スアレスが移籍に向けてイタリア語の語学試験を受けるといった情報も流れていた。
しかし「スポルト」紙によれば、スアレスはユベントス移籍を保留しており、移籍について複数の可能性を検討している段階だという。同紙は「ルイス・スアレスのユベントス移籍はイタリアで報じられているいるほど近付いてはいない」とした。
33歳のスアレスにとってはこれがキャリア最後の大きな移籍になる可能性があるため、本人はあらゆる可能性を慎重に見定めてから決めたいと考えているようだ。
ここにきてスアレスにはアトレティコ・マドリード移籍の可能性も浮上している。ユベントスがアトレティコのスペイン代表FWアルバロ・モラタ獲得を目指しているという報道が出たことを受け、同クラブのディエゴ・シメオネ監督がその代役にスアレスを希望しているというのだ。
ただし、現時点ではアトレティコからの正式なオファーはなく、憶測の域を出ない情報だとされている。
新シーズンの開幕が迫り、今季の移籍市場も残り1カ月を切った。スアレスはキャリアの大きなターニングポイントを迎えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)