大一番で起用されないドルトムント香川 EL16強トットナム戦も先発予想から外れる

左インサイドハーフはサヒンが務めるか

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、10日UEFAヨーロッパリーグの決勝トーナメント、ベスト16のゲームでトットナム(イングランド)と対戦する。クラブの公式ツイッターでは、この試合に向けた予想先発を公開。リーグでは、5日のバイエルン・ミュンヘン(0-0)との首位攻防戦でメンバー外となった香川は、この試合でもスタメン予想から外れた。

 ドルトムントの11人は、バイエルン戦の先発からの変更は2人との予想になっている。王者との一戦ではバイエルン対策として5バックの布陣を敷いたが、この試合ではお馴染みの4-3-3システムに戻すと見られている。GKはビュルキに代わり、ベテランのヴァイデンフェラー。そしてDFドゥルムが外れ、MFサヒンが左インサイドハーフとして先発起用されることが濃厚となった。

 対するのは、破壊力抜群の攻撃陣と安定した守備でプレミアリーグ2位と好調のトットナム。エースのイングランド代表FWケインやデンマーク代表MFエリクセン、ドイツ時代にドルトムント相手に計5得点を挙げていた韓国代表FWソン・フンミンらが先発する見込みだ。

 ELの決勝トーナメント1回戦、ポルトとの2試合(2月18、25日)では先発出場していた香川だが、リーグではここ2試合連続出番なしと苦境に立たされている。バイエルンとの一戦は戦術的な理由でメンバー外となっていた。

 ドルトムントの予想先発は以下のとおり。

GK

ヴァイデンフェラー

DF

ピスチェク

ベンダー

フンメルス

シュメルツァー

MF

バイグル

ギュンドアン

サヒン

FW

ムヒタリアン

ロイス

オーバメヤン

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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