夏の移籍市場の“大物”イブラの去就決定はEURO後? 「まだ話す時ではない」

「私がPSGにいても、いなくても…」

 フランス王者PSGは、2011年にカタールのカタール・スポーツ・インベストメントに買収され、オイルマネーを手にしてチームが急速に力を伸ばした。イブラ加入後、現在リーグ3連覇中など、国内では無敵の強さを誇るが、今後さらに力を伸ばし、欧州制覇の瞬間も間違いなく訪れるとカリスマは断言した。

「私が今プレーしているクラブでは、3年半前からプロジェクトがスタートした。それ以前のことにも敬意を払った上で言うが、クラブはカタールの手に渡り、生まれ変わったと思う。何から何まで全く新しいクラブだ。カタールの投資にリミットはない。私を信じるんだ。彼らはチャンピオンズリーグを獲得するだろう。彼らは止まらない。私がいても、いなくてもね」

 オランダ、イタリア、スペイン、そしてフランスの国内リーグ制覇を経験したイブラヒモビッチもCLのトロフィーだけは獲得していない。自身の近い将来の移籍を匂わせながら、PSGがいずれ欧州を席巻するだろうと予言していた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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