夏の移籍市場の“大物”イブラの去就決定はEURO後? 「まだ話す時ではない」
今季限りでPSGと契約満了 去就について明言を避ける
今季限りでパリ・サンジェルマン(PSG)との契約が満了を迎えるスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、今夏の移籍市場では最も注目を集める存在だが、去就について現時点で決まっていることは何もないと断言した。衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
イブラヒモビッチに対しては、古巣のACミランをはじめ、プレミアリーグのアーセナルなどの強豪がこぞって獲得に動いているとも言われる。34歳というベテランの域に達しながら、その実力、人気ともに健在だ。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、チェルシーとの第2戦(9日)に向けた記者会見に出席したスウェーデン代表FWは、去就が決まるのはシーズンが終わってからになると主張した。
「私の将来は、PSGでまだ2カ月残っている。その後には代表チームで、EUROでプレーする。何が起こるにしてもその後だ。今日の時点では誰とも議論はしない。まだ話す時ではないんだ」
2012年にミランからPSGに加入し、公式戦164試合で136得点とハイペースで得点を重ねてきたカリスマは、目の前での戦いにだけ目を向けている。
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