“早熟の天才”パト、ミラン時代の華麗なゴール集回顧に反響 「彼には偉大な未来が…」

ACミランで全盛期といわれるほどの活躍を見せたFWアレシャンドレ・パト【写真:Getty Images】
ACミランで全盛期といわれるほどの活躍を見せたFWアレシャンドレ・パト【写真:Getty Images】

CL公式SNSがミラン時代のパトのゴール集を公開

 10代でその才能を開花させた逸材は、すべてがそのまま順風満帆なキャリアを歩むわけではない。様々な理由で伸び悩み、後に「早熟の天才」と呼ばれる名選手は数多いが、近年でその1人に数えられるのが元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトだろう。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式インスタグラムと公式ツイッターは2日、パトの31歳の誕生日を祝福してACミラン時代のスーパープレー動画を投稿。全盛期のプレー映像にファンからは「素敵なストライカーだった」「才能を浪費」「何が起こった!?」など、様々な声が上がっている。

 パトは母国のインテルナシオナルで頭角を現すと、17歳だった2007年8月にイタリアの名門ミランに移籍。デビューシーズンでいきなり、リーグ戦18試合9得点をマークすると、翌08-09シーズンには36試合15得点を奪い、瞬く間にセリエAを代表するストライカーの1人となった。だが10年以降に筋肉系の怪我が多発すると、次第にパフォーマンスが低下。13年に母国ブラジルに戻り、コリンチャンス、サンパウロで復活の兆しを見せると、16年1月に欧州へ“帰還”し、チェルシー、ビジャレアルでプレーしたが思うような成績を残せなかった。

 そして27歳だった17年1月、中国の天津権建(現・天津天海)へ移籍し、AFCチャンピオンズリーグではJリーグの鹿島アントラーズとも対戦。19年からは古巣サンパウロでプレーしたが、先月退団を発表。現在はフリーとなっている。

 負傷の影響により20代前半からキャリアが下降線を描いているため、パトの全盛期と言えるのはやはり17歳から23歳まで過ごしたミラン時代だろう。今回、CL公式SNSが公開した動画では、爆発的なスピードで相手の守備網を切り裂き、鋭い切り返しでDF陣を翻弄してゴールを奪うパトの姿が映し出されている。

 コメント欄には「素敵なストライカーだった」「とてもスキルフルで印象的な加速を持っていた」「彼には偉大な未来があった!」「この男はネイマールよりポテンシャルがあった」など当時のプレーを懐かしむ声のほか、「才能を浪費した」「悲しいことに彼は最大のポテンシャルに到達できなかった」「この男はなぜ突然急降下したのか」「彼に何が起こった!?」など、若くして伸び悩んだことに疑問を抱く声も多く寄せられた。

 名門ミランのエースからわずか数年後、20代にして中国リーグでプレーするなど、激動のキャリアを歩んできたパト。その去就が注目されるなか、「早熟の天才」というレッテルをはがすようなパフォーマンスを、新天地で見せてほしいところだ。

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