メッシ退団騒動のバルサと“不吉なジンクス” レアルのリーガ優勝後に「耐え難い別れ」
レアルのリーガ制覇直後にロナウジーニョ、グアルディオラ監督、ネイマールが退団
レアル・マドリードがリーグ優勝すると、バルセロナには悲しい別れが――。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ退団の可能性が現実味を帯びるなか、バルセロナにまつわる“不吉なジンクス”をスペイン紙「マルカ」が取り上げている。
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新型コロナウイルスによる中断を挟んだ2019-20シーズンのリーガ・エスパニョーラは、レアルが3季ぶりの優勝を果たした。レアルは直近の13シーズンで計4度目のリーグタイトル(2007-08、11-12、16-17、19-20)となった。
回数的には同期間に8度優勝のバルセロナに見劣りするものの、「マルカ」紙は「直近4度のレアル・マドリードのラ・リーガ優勝が、バルセロナに耐え難い別れを引き起こしている」と報じた。レアルがリーグ戦を制した直後の夏には、バルセロナでキーマンが退団する流れが続いているという。
まず2007-08シーズン終了後にはジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)の就任を機に、バロンドール受賞者の元ブラジル代表FWロナウジーニョがクラブを去った。メッシ以前にチームの王様に君臨していたナンバー10の退団は、大きなインパクトを残した。
11-12シーズン後には、そのグアルディオラ監督体制が終焉を迎えている。スペイン人指揮官は在籍4シーズンで14個のタイトルを獲得するという、輝かしい実績を残した。
そして2017年夏には、ブラジル代表FWネイマールがパリ・サンジェルマンへの移籍という形で退団。メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの3人で形成していた「MSNトリオ」が解体となった。
過去3度のレアル優勝時にビッグネームの選手と監督の退団が相次いでいるバルセロナ。3シーズンぶりにレアルに王座を明け渡したこの夏にはメッシの去就問題が過熱しているが、この不吉なジンクスは継続することになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)